鉄部

鉄部の強度を保つために

階段や手すり・扉や面格子など、建物にはさまざまな鋼製建具が使用されています。これらの鋼製建具は定期的にメンテナンスが必要であり、それを怠るとやがて腐食が進行し、本来の強度を保てなくなります。そうなる前にメンテナンスを施し、保護してあげる必要があります。ここでは、その改修工法の一部を紹介します。

防水構造

鉄部

特徴

  • ウレタントップ工法
  • 防汚、耐水性、耐候性に優れている。
  • 耐用年数が長い。
  • 光沢性が優れている
  • 従来の工法(OPトップ工法など)に比べあらゆる面で優れている。

工事の流れ

1
加工前

工事前の写真です。写真右側にはサビが発生しており、進行中です。ただち にメンテナンスが必要な状態です。

2
素地調整(ケレン)完了後

表面の目荒らし、サビや死膜(塗膜として効果がない膜)を完全に除去する 為に電動工具などを使用してケレンを行います。

3
下塗り完了後

露出された鋼材の保護と今後発生するサビを抑制する為に下塗り(サビ止)を塗装します。

4
中塗り完了後

サビ止塗膜を保護するとともに、上塗り塗膜との密着を向上させるために中塗りを塗装します。

5
上塗り完了後

サビ止などの塗膜を保護するとともに 耐候・防汚・防水効果及び美観を持続させる為に上塗りを塗装します。

6
雨水対策

サビは雨水が溜まっている箇所などから発生しやすい為、写真のように雨水が溜まる箇所にシーリングを施すことにより防錆効果が持続します。

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