加硫系ゴムシートはゴム系のシートを接着材で貼っていく工法です。シート自体が軽量で柔軟性に富み勾配屋根や複雑な形状の屋根でも十分対応できます。施工時には、火気を全く使用しないので悪臭や煙の発生の心配はありません。
既設シートの塗膜が剥がれゴムシートが表面に露出しています。躯体コンクリートとシートの間に隙間が有ります。
既設シートを撤去します。きれいに全体的にはがしていきます。
躯体コンクリートとゴムシートの接着強度を高めるために、下地面に十分浸透するように均一に塗布します。
接着剤はプライマーの乾燥を確認後、十分に攪拌して下地面、シート裏面へ均一に塗布します。
接着剤の乾燥を確認後、シートにしわやエヤーが入らないように貼っていきローラーで十分に転圧を行います。
シート貼り付け終了後、全面にわたって問題がないか最終確認を行います。その後、防水層を保護する為、仕上げ材（トップコート）を塗ります。