改質アスファルト

改質アスファルト防水 トーチ工法

改質アスファルトは、アスファルトの持つ長所をそのまま活かしつつ、アスファルトに合成ゴムなど混ぜて低温での柔軟性を高めた材料です。この材料で作られたシートをトーチバーナーであぶって、溶かしながら(熱溶着)下地に張り付けていく工法です。アスファルト釜などで溶かす作業がないので、煙、臭いなどの発生がほとんどなく住宅密集地域などでの施工に適しています。

防水構造

防水構造

特徴

  • 施工の省力化、工期の短縮が図れる。
  • 外傷性、破断抵抗性、耐久性に優れている。
  • 環境負荷の低減。
  • 水密性の高い防水層が得られる。

工事の流れ

防水工事の流れ
1
加工前

工事前の写真です。モルタル部分のひび割れ等が発生し、伸縮目地材もはずれかかっていて、漏水の原因となる箇所が多く見られます。

防水工事の流れ
2
高圧洗浄

下地(モルタル)のよごれ等を高圧洗浄などで入念に落としながら、きれいにして、防水層への接着性を高めます。

防水工事の流れ
3
プライマー塗布

地の清掃を入念に行い、下地が乾燥していることを確認の後にローラー刷毛、手刷毛などを使用して規定量をむらなく均一に塗布します。

防水工事の流れ
4
改質アスファルトのルーフィング張り付け状況

トーチバーナーでシート裏面および下地を均一にあぶり溶融させながら押し広げて圧着させる。

防水工事の流れ
5
改質アスファルトのルーフィング張り付け完了

シートの貼り付け終了後、全面にわたって防水機能、外観仕上がりに問題はないか最終確認を行います。

防水工事の流れ
6
施工完了(トップコート塗布)

仕上塗装塗りは、防水層の乾燥を確認した後所定の塗布量をはけ又はローラーばけ等により均一になるように塗布します。

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